アメリカが新規コロナ感染者の記録を更新 1日で4万5000人を超える…

米で最多、一日で4万5000人感染 経済再開停止も
アメリカで新型コロナウイルスの一日の新たな感染者が4万5000人を超えて、これまでで最も多くなりました。ジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、アメリカの26日の新たな感染者の数は4万5000人を超えて、2日連続で過去最多を更新しました。累計の感染者数は250万人に迫り、世界の感染者の4分の1を占めています。一日で新たに約9000人の感染が確認されたフロリダ州と約6000人が確認されたテキサス州はバーの中での飲酒を禁止するなど、再開した経済活動を部分的に停止させました。また、アリゾナ州やノースカロライナ州など9つの州が経済再開の次の段階に移行しないと発表しました。(テレ朝ニュース)
usa
引用:RedditReddit②


(海外の反応)


1No infomation万国アノニマスさん 
アメリカの1日の新規コロナウイルス感染者は46,580人となり
パンデミックが始まって以来最大の増加となっている


2No infomation万国アノニマスさん
とんでもないことになってるな
ちょっと前は1日3万人になるんじゃないかと心配してたのに


3No infomation万国アノニマスさん 
ワオ、ブラジルの新規感染数すら超えたのか
最新データだとアメリカが47,341人、ブラジルが46,907人だね

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「日本人と西洋人ではキスの仕方も違っている」(明治時代の海外旅行記:赤峰瀬一郎『米国今不審議』)


  こちらは明治13年(1880年)から五年間サンフランシスコに滞在した赤峰瀬一郎による米国滞在記/旅行記(『米国今不審議』)で、興味深かった記述や当時の社会の様子が窺える記述を取り上げた記事です。

 なお、引用箇所の一部には現代の基準だとあまり良くない表現がある場合もありますが、歴史的記述であることを尊重し一切手を加えていません。


参考文献:赤峰瀬一郎 『米国今不審議』 1886年 実学会英学校
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明治時代の海外旅行記で面白かったところのまとめ




●日本と西洋の接吻の仕方の違いについての記述です
日本にては男女の仲にても餘程(よほど)意味深長なる交際の場合に到らざれば中々口をすふ事をせず且つ口を吻(す)ふても舌をいだして接吻するは日本の風俗なる由なれども西洋にては然らずして男と女は抱きあひ或は差しよりて只唇を互に着けあはせて頻に接吻するなり

赤峰瀬一郎 『米国今不審議』 1886年 実学会英学校 p.69

【要約】
 日本人はキスをする時に舌を使う一方で、西洋人は唇を重ねるだけという内容です。

【備考】
 この記述を素直に読めば上記のような感じになると思います。なかなか興味深い記述だったので実際どうだったのかということを調べてみたのですが、結論から言ってしまうと詳しい事はよく分かりませんでした。

 そもそも記述内でも「餘程意味深長なる交際の場合に到らざれば中々口をすふ事をせず」とされているように当時の日本ではキス自体あまりなされていなかったことが様々な文献から読み取ることが出来ます。

 例えば1915年発刊の「女の赤裸々」では日本でキスは芸妓くらいしかやらないとしています。
接吻は日本に於て餘り流行らない、藝妓なんぞが生意氣にやる位である。

磐翠楼主人 『女の赤裸々』 1915年 旭堂 p.102

 また、加藤武雄の小説「夢みる日」の中では、日本人女性数名が集まって話をしている時にキスの話題となり、その中の女性の一人が人生で一度だけ男性(年配の西洋人牧師)からキスされたことがあるという経験をどこか自慢げに話していることからは、キス自体当時の日本ではかなり馴染み薄いものであったことが感じ取れます。
『私、これでも男の方に接吻された事があつてよ。』

加藤武雄 『夢みる日』 1920年 新潮社 p.230

 その意味では社交儀礼として頻繁にキスがされていた西洋と、そもそも頻度自体が極めて少なかった日本では比較すること自体が困難なものかもしれません。とはいえ、もし記述のように西洋と日本でキスの仕方に明確な違いがあるようであればとても興味深い事ですので取り上げる価値はあると思いました。

 なお、西洋諸国でもキス事情は一律ではなかったようで、イギリスではあまりされなくなったという記述がある一方で、ヨーロッパの中で最もキスがされているのはロシアという記述も見つかり、何となくキスと言えばフランスというイメージがあったのでロシアで最も盛んというのは意外でした。
有難いことには英國でもチヤーレス二世の頃から佛蘭西(フランス)風と云ふのが流行して貴夫人令嬢などに無暗に接吻するのは宜しくない其節は通常よりズツと頭を下げ離れて居て優しく禮(れい)とした方が接吻よりは却て見好いと云ふことになつて今では其方が禮になつて居るやうである

暮鴉散士 『七月来!』 1898年 以文館 pp.37-38

<チャールズ2世>

チャールズ2世(英語: Charles II, 1630年5月29日 - 1685年2月6日)は、王政復古期ステュアート朝のイングランド、スコットランド、アイルランドの王(在位:1660年5月29日 - 1685年2月6日)。

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チャールズ2世 (イングランド王)
キスの盛んに行はるる歐羅巴人の中でも、露西亞人ほど盛んにキスをやるものはない。否、キスをやると云へば権利の側に屬(ぞく)するやうであるが、露西亞では或場合男子必然の義務としてキスを行はなければならぬ場合が尠(すくな)くない。

大庭柯公 『露西亜に遊びて』 1917年 大阪屋号書店 p.140
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 この西洋のキスについてはドイツ人による研究もあることが当時の文献の中で紹介されており、そこではキスを「愛」「親密」「平和」「謝罪」「尊敬」「謙遜」の六種類に分類してそれ以外のキスは存在しないとしていました。本当に六種類しか存在しないかは人によって意見が分かれるところだと思いますが、当時のキス事情が垣間見れるものではないかと思います。
獨逸國フレスラウ高等學校教授テオドールシブス氏は、近來種々の方面より接吻に關して、研究し居れり、而して同氏が印度ゲルマンの文明國民の間に行はるる接吻の調査を爲したるに、接吻の種類には愛の接吻、親密の接吻、平和の接吻、謝罪の接吻、尊敬の接吻、謙遜の接吻等ありて、此外の場合に接吻の行はるる事なしと、

小林秋子編 『世界の婦人』 1904年 現代社 p.43


<ヴロツワフ>

1740年 - 1748年のオーストリア継承戦争の結果、プロイセン王国の領土となる。1945年まではドイツの一部であったが、同国の第二次世界大戦敗戦に伴い、ヴロツワフはポーランド領となった。

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ヴロツワフ

 なお、この記述中の「フレスラウ」は「Breslau」のことで、「テオドールシブス」は「Theodor Siebs」のことだと思われます。
 関連:https://en.wikipedia.org/wiki/Theodor_Siebs




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日本のAIロボ「あたし、ハリウッドからオファーが来ちゃって・・・(照」

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対話型アンドロイド「ERICA」(エリカ)が、製作費7000万ドル(約75億円)のSF映画(原題は「b」)で主演を務めるという。The Hollywood Reporterが報じた。人工知能(AI)による俳優を起用した初の映画になるとプロデューサーらは述べている。
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