日本の鉄道網は素晴らしい・・・日本の鉄道を見た海外の反応(後編)

日が伸びてきたとはいえ、まだまだ寒い日が続きますね!

さて、前回は日本の鉄道を見た海外の反応の中から、
主にネパールとインドにおける鉄道事情などをご紹介させていただきましたが、
今回はその後編として鉄道発祥の地、
イギリスなどの海外反応を見てゆきたいと思います。

前回の記事 ↓
日本の鉄道網は素晴らしい・・・日本の鉄道を見た海外の反応(前編)

海外反応のコメント元動画はこちら ↓
Travel in Japan: A look at the Japanese Railway

 

以下、この動画に対する海外の反応 (前回の続き)


■ 素晴らしい動画だ!私は2006年に日本に行って鉄道を利用したんだけど、とても素晴らしくて、携帯電話を用いたアイデアはとても良いものだったよ。 イギリス


■ 誰だよ、イギリスがIC切符の最初の導入国だって言ったのは。 日本やほかの多くのアジア諸国 (香港、シンガポール、韓国) はこの領域で既に先んじてるよ。 今や、自動販売機や、ファーストフード店、コンビニなどでも使えるんだから。 そして、日本の鉄道はイギリスの鉄道よりはるかに速く、目的地まであっという間に着くから、食堂車なんか必要ないんだよ。 イギリス


■ 賛成だけど、chiltern (訳注 鉄道会社の名前) は いまだに67年のままの名前と看板を使ってるよ。  イギリス

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日本の鉄道網は素晴らしい・・・日本の鉄道を見た海外の反応(前編)

今から150年ほど前に日本に伝わったイギリスの鉄道は、
日本において、海外とは異なる独自の進化を辿ってきました。

より速く、より遠くへ・・・。
人々は時代の流れと共に、より安全・快適な旅を求めるようになり、
速さだけではなく安全性も鉄道に欠かせない要素となってゆきます。

鉄道敷設から80年ほど経った昭和30年代に入ると、
自動車の急速な発達とともに、アメリカだけでなく日本でも
鉄道は時代遅れの産物と言われるようになりました。

その後、「新幹線開発は世界の3バカ」 とまで言われてしまいます。
多くの人から 「税金の無駄使い」 と非難されました。

しかし、極東の小さな島国に誕生した新幹線は、
その後、世界の価値観をひっくり返しました。
航空機産業こそがこれからの自国をけん引すると考えていた国々も多いなか、
世界中に大きな衝撃が走りました。

そして、飛行機や自動車に重きを置いていたヨーロッパや中国でも
鉄道の重要性を再認識して現在に至ります。
オバマ大統領さえも、環境と効率から鉄道の是非を再検討する世論を受けて
高速鉄道に興味を持たざるを得ない状況です。

世界中が速さや効率・利便性を競い自動車や飛行機に傾倒してゆくなか、
日本ではそれらを満たしたうえでの安全性や快適さといった、
すでに次世代の要素を念頭に置いて開発されてきました。

今回の動画では、日本の鉄道に実際に乗車しながら
イギリスからジョン・デイビットさんが日本の鉄道について
JRの職員さんにインタビューを交えながら解説しています。

正確な運行をしていることで有名な日本の鉄道について、
自国の鉄道と比べたりする海外のコメントが寄せられていました。

Travel in Japan: A look at the Japanese Railway



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