チームは、クマやリスのように冬眠をしないマウスを実験に用いた。脳の視床下部にある、これまで役割が明確でなかった神経細胞の集まりを薬剤で刺激。すると、マウスの体温は通常時の37度前後から24度前後に下がり、心拍数も約4分の1に減った。気温を8~32度で上下させても体温は20度台前半に保たれ、哺乳動物が元々持っている体温の「設定温度」が下がったことが確認できたという。
~中略~
マウスは日常の睡眠とは別に、飢餓や寒さに長時間さらされた時に数分~数時間、代謝を下げる「日内休眠」をすることがある。そこでチームは、日内休眠をしないラットでも同じ実験をし、冬眠状態に導くことに成功した。マウスやラットは時間がたつと冬眠状態から自然に回復し、異常は見られなかったという。
チームは薬剤で刺激した神経細胞の集まりを「Q神経」と名付けた。ヒトにもQ神経に相当する脳神経があり、これを刺激することで人工的に冬眠させられる可能性があるという。今後、よりヒトに近いサルで実験する方針だ。
このニュースと同等の内容が海外にも紹介されていました。海外ユーザーと思われる英語コメントをまとめました。

以下、海外の反応(引用翻訳元
reddit、
dailymail)
アメリカの歴史史上、今の時代はあまりにも馬鹿げている。自分を冬眠させるためにこれが必要。 2024年に起こして。
アメリカ
これはとても恐ろしいことのように思える。
よし、これで問題は解決だ。「次」への準備ができている宇宙飛行士を見つけよう。
>ヒトにもQ神経に相当する脳神経があり、これを刺激することで人工的に冬眠させられる可能性があるという。
つまり、結局は、人間にはこれを可能にする細胞があるかどうかさえもわかっていないということだね。
└ 寒冷地で危機的状況に陥った人が乗り切るために「冬眠」の状態に陥る話は聞く。ここに共通の要因があるかもしれない。
私は、マウス以外に臨床試験を行うことを100%支持する。おそらくサルを使うだろうし、100ドルで引き受けてくれる貧しい学生もいるだろう。
└ 仮に、中国がこの研究を盗み取って複製したら、刑務所にいる連中に試すだろうね。
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