
「紙の本」が読みたくてたまらなくなる図書館
アマゾンの電子書籍リーダー「キンドル」は11月12日に10周年を迎えたが、紙の本を好む人はまだ大勢いる。そうした書物愛好家をとりこにしているのが、中国でこのほど誕生した目を見張るほど美しい図書館だ。
オンライン建築誌「アーキデイリー」によれば、この壮麗な図書館の広さは3万3000平方メートルを超える。
広大なアトリウムには、床から天井まで届く書架が据えられており、最大120万冊の書物を収納できる。
この巨大建築の指揮をとったのは、オランダの建築事務所MVRDVと、天津市城市規劃設計研究院に所属する地元建築家チーム。わずか3年で完成させた。
図書館の要は、ホール中央にある巨大な球体構造。この球体を取り囲むように、天井まで達する周囲の書架が曲線を描いている。そのため、ここを訪れた人は、目のなかを歩いているような感覚に陥る。その錯覚こそ、この図書館が「浜海の目」という愛称で呼ばれているゆえんだ。
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