
リュウグウの故郷は海王星の外?探査機はやぶさ2が小惑星リュウグウから持ち帰った試料の分析で、リュウグウの起源は海王星より外側の太陽系外縁だと推定されると、海洋研究開発機構などのチームが16日、科学誌ネイチャー・アストロノミーに発表した。リュウグウは現在は主に、太陽に近い地球と火星の間にあり、これまでに有機物や水が見つかっている。生命の材料は天体の移動や分裂によって、太陽系外縁から地球に運ばれた可能性がある。
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血中の鉛濃度が高いと男児が生まれやすい?東北大大学院発達環境医学分野の龍田希准教授らの研究グループが、妊婦の血液中の鉛濃度と生まれた子どもの男女比との関連について調べ、こんな結果をまとめた。研究グループは、環境省が化学物質の影響を調べる「子どもの健康と環境に関する全国調査」(エコチル調査)に参加した親子約10万組のうち、データがそろっている約8万5000人の妊婦(妊娠22~28週)の血中鉛濃度について調べた。鉛濃度により五つの階層に分けて分析したところ、中央値は1グラム当たり5・85ナノグラムで、この階層の妊婦の50・4%が男児を出産しており、有意に多いと認められた。さらに6・96ナノグラム、9・14ナノグラムへと数値が上昇すると男児の割合が52・5%、53・4%へと増加。鉛濃度が高いほど男児が生まれる割合が大きくなる一方、鉛濃度が低いほど女児が生まれる割合が大きくなるという結果が得られた。
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「かつて見たこともないような」天体、天の川銀河内で発見オーストラリアの研究者らがこのほど、回転する奇妙な天体を天の川銀河内で発見した。天文学者が今まで見たこともないような天体だという。約1時間に3回、電波エネルギーを爆発的に放出する。理論的には存在し得るが、これまで見つかっていない「超長周期マグネター」と呼ばれるものである可能性がある。マグネターは自転が極めて速く、非常に強い磁場を持つ中性子星の一種。宇宙空間から飛来する、これほど強力で一貫性のある電波信号は、何らかの地球外生命体が送信した可能性があるかどうかという質問に対しては「異星人ではないかと心配した」ことを認めた。
火星の隕石やはり生命痕、NASAが新証拠13年前、火星に生命が存在したかどうかの論争に火をつけた隕石(いんせき)には、 やはり生命の痕跡があるとする新証拠を米航空宇宙局(NASA)が30日、発表した。NASAジョンソン宇宙センターの研究チームが、最新の電子顕微鏡で隕石に含まれる磁鉄鉱の結晶を分析し直した結果、 熱や衝撃でたまたま生成されたものではなく、ある種の細菌が体内で作り出したと考える方が妥当と判断した。ALH84001と名づけられた隕石は、1600万年前に火星から飛び出し、1万3000年前に南極に落下した。今回、南極で1984年に発見された40億年前の岩石について、ワシントンD..C.のカーネギー科学研究所は、「実際には炭素が豊富な化合物と塩水が長期間、岩の上を流れた結果だったようだ」としている。
【日本狼のDNA】日本の研究チームにより9匹の全ゲノムが解読され、オオカミの中でも特に遺伝的にイヌに近かったことが判明。柴犬などの日本犬からニホンオオカミ由来の4つの遺伝子も見つかったそうです。絶滅した狼の血が日本犬の性質や外見に影響している可能性も!🐺🐶https://t.co/hs49HaPLqE
— 小林哲 🌤️ Tetsu KOBAYASHI (@kbts_sci) October 19, 2021
ネイティブ・アメリカンの起源は日本ではない…ネバダ大リノ校が15,000年前の数千本の歯のデータを調査した結果、「アメリカ先住民の起源は日本ではなくシベリアである可能性が高い」という結論を出した。これまでは日本の縄文人が使っていた道具と、アメリカ先住民の遺跡で発見されたものの一致が無数にあり、多くの考古学者は、先住民は日本から来たと考えていた。しかし今回の統計的な分析の結果、2つのグループの間には「ほとんど関係がない」という結論に至ったとのこと。
ティラノサウルスが甘がみ? 下あごは高感度センサー 福井県立大福井県立大恐竜学研究所(同県永平寺町)は23日、白亜紀後期(約6800万~6600万年前)に栄えた肉食恐竜「ティラノサウルス」の下あごの化石を、世界で初めてコンピューター断層撮影(CT)で解析した結果、血管や神経管が非常に発達していたことを確認した、と発表した。下あごが人間の手のような「高感度の触覚センサー」として機能し、獲物を食べる際に骨をよけたり、子に「甘がみ」(優しくかむ行為)をしたりしていた可能性があるという。ティラノサウルスはどの恐竜よりも歯やあごの表面につながる血管や神経管が複雑に枝分かれしており、あご先に行くほど細かく発達していた。同じ場所に分布する神経も密度が高かったとみられ、高精度のセンサーのように発達していたと考察した。
グループの河部壮一郎准教授(比較解剖学)は「これまでティラノサウルスは何でもかみ砕いてしまうようなイメージだったが、エサが多い時は栄養のある部分の肉だけを食べていたり、卵のふ化を手伝ったりと繊細な一面もあったかもしれない。今後、新しい研究が進むきっかけにしたい」と話している。
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